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【社員インタビュー】それぞれに異なるStoryを表現できるように

沖縄ビジュアルアーツチームの一員として、
挙式当日のフォト・ムービー撮影に奔走する社員をご紹介します。

同じ結婚式でも、表現の仕方や方法は人それぞれ。
余すことなく伝えられるよう、自分のスタイルを確立しようと日々技術向上に勤しむ姿からは
ウエディングに対しても、表現に対しても愛が溢れていました。

入社2年目 R・I


“好奇心と探求心が、表現の世界へ誘ってくれた”

物心ついたときからサッカーに夢中になり、特待生で進学もして将来もサッカーの道で考えるほど打ち込んでいました。そのときから好きなことにはとことん熱中するタイプだと思っていましたが、それを確信したのは二十歳でオーストラリアに留学に行ったときでした。
幼いときからNEWSや新聞を見て、新しい物事に触れることが好きで自分が知っていることが増えることが楽しかったんです。留学もその思いで飛び込んでみたのですが、実際に行ってみると思っていた以上に面白いことばかりで。これまで自分が知っていることでも、実際に行ってみて、自分の目で見てみるとギャップがあって、今目の前で起きている事実に触れられることにワクワクする毎日でした。”今しか見れないこの光景を、こんなにワクワクする一瞬を残したい”と思うようになって写真を撮り始めたことが最初の一歩でした。スマートフォンの写真から始まり、もっともっとと思うようになり、そのうちに生活費も投げうってでもいい写真を撮りたい!とドローン撮影用の機材を購入する程のめり込んでいきました。撮りためたもので、自分が経験したストーリーを表現したいという一心で過ごしていました。

“自分が表現したい、スポットを当てたい世界”

実は…留学から帰国して半年程は、自分の将来についてかなり悩んでいました。撮影技術を活かしたい、深めたいと思いMV制作に携わってみたり、サッカー選手の撮影をしてみたり…思いついたことはやってみようと、あれこれトライしてみました。その中で、自分が伝えたいのはプロセスや頑張る過程だということに気が付いたんです。どうしてもスポーツは結果が重視されてしまいますが、その結果に至るまで様々なドラマがある。そのプロセスにスポットライトを当てることが、カメラだったらできる。そう思えたときに、表現を仕事にしようと決断しました。
また、知れば知る程に奥深い世界だからこそ、自分の得意な分野をしっかり持ちたいと考えたとき、振り返ってみると留学時から「自然と融合したワンシーン」が多いことに気が付きました。クローズアップして一部分を切り取るのではなく、自然やロケーションという背景の中に溶け込む物事を捉える写真が多かったんです。自分の感性を活かせるフィールドを確信できたので、沖縄というフィールドで頑張ってみようと飛び込みました。

“自分自身の解像度をもっともっとあげたい”

沖縄に来て務めた前職では、ディレクション兼プロデューサーとして様々なことをやらせていただきました。特に企業や団体のPR案件が多かったのですが、「何を伝えたいのか?」というコンセプトの部分からコミュニケーションツールを設計していき、SNSやWebサイト、紙媒体、動画制作と幅広くコンテンツを作りこんでいく仕事です。とにかく良いものを作りたい一心で無我夢中でした。
同時に、自分の技術の未熟さを痛感する日々でもありました。ディレクション中心のため、制作イメージを共有して現場はプロに任せて撮影を進めますが、周りは撮影歴も技術も高い方々です。制作イメージの解像度が甘いから、思ったような制作物にたどり着けない。続けても自分の解像度が上がらないと感じる、もどかしい毎日でもありました。
そんな中で友人の結婚式に参列する機会があり、結婚式に触れてみると新郎の家族、新婦の家族それぞれにストーリーがあることを感じました。結婚式という出来事は一つでも、そこに至るまでのプロセスや感情には多彩なストーリーがある。エモーショナルで自分が表現したいスポットはここだと感じ、もっと自分の解像度を磨いていきたいと、ARLUISへ入社しました。

“みんな違ってみんないい、それがARLUIS”

ブライダルフォトグラファーとして飛び込んでみて、本当に奥深くて面白いと感じる毎日です。技術を身につけたい思いで挑戦したからこそ、日々楽しむことができていると思います。ARLUISにはたくさんの指名フォトグラファーがいらっしゃるのですが、それぞれにスタイルがあって、物差しや世界観があることに驚きました。ブライダルフォトグラファーの印象として、とにかく現場が好きで撮っていたい!という人が多いのかなと思っていたのですが、それもまた人それぞれで。年齢を重ねていても、良い一枚のために崖に登ろうとする方がいらっしゃったり、一枚にかける思いの強さに尊敬しました。
スタイルは異なっていても、フォトグラファーそれぞれに良さが凝縮されているので、自分らしさを追及していいんだと自信を持てた機会でもありました。みんな違って、みんないい。そこにはやっぱり、ウエディングが好きという共通点が根っこにはあるから、写真や映像から愛が伝わり良い写真だと感じられるのだと思います。

“ひとつひとつのStoryに、手を添えていくイメージ”

ARLUISの中でAnniversary Filmというムービー商品があるのですが、自分が制作する中でも絶対の自信があります。打合せを担当しているウエディングプランナーやドレススタイリストから、これまでの経緯を共有してもらい、結婚式当日に至るまでのバックグラウンドを丁寧に読み解いていきます。例えば、過去に起こった家族の苦難を乗り越えてようやく結婚式を迎えた方であれば、あえてその苦難に思いを馳せるシーンを撮影するといったように、一人ひとりのストーリーを作れるよう、絵コンテのように撮影イメージを構成していきます。事前準備はとても大切だと思っているので、結婚式当日を担当するコーディネーターとも意見交換しながら、ストーリーを形作れるよう連携していきます。
同時に、”予期せず起きる当日の出来事=余白”も大切にしています。一度きりの機会に起こる出来事もまた、その人を彩るストーリーです。心にも構成にも余白を設けて、唯一無二の瞬間を残せるようにと常に考えています。

“自分のスタイルを確立したその先に”

良い表現方法がないか常に自分の中で考えていますし、日常生活の中にもたくさんのヒントがあると思っています。初めて訪れる場所はもちろん、2回目や3回目でも毎回違った世界が見えますし、今はダイビングにも熱中しているのですが潜って見える世界も同じものはありません。思いついた新しいインスピレーションは、チーム内の仲間と意見交換しながら制作に活かしています。こうしたひとつひとつの積み重ねによって、自分にしかできないスタイルの確立に繋がっていくと感じています。表現の答えは一つではないからこそ、いろんな答えを導き出せるフォトグラファーになれるように。
また、全国にあるARLUIS WEDDINGのサロンで個展や体験型の空間アートを実現したいと画策しています。これまでリゾートウエディングを知らなかった人に興味を持ってもらえたり、心を動かせるようなActionができたら面白いなと思っています。

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