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【社員インタビュー】関わる全員がワクワクする商品企画を

ウエディングプランナーとして勤務した後、
今は商品企画として活躍する社員を紹介します。

経験を自分なりに研究し、結論付けていくことで
やると決めたことを追い続ける芯の強さに繋がっていました。
その時々の勢いを大切に、波に乗っていくことで巡ってくる次のチャンスを掴んでいく。
貪欲に好きなことを広げていくひたむきさに溢れています。

入社6年目 N・H


“提供しているモノが変わって、あらためて気づいた介在価値”

前職では10年程、美容部員として化粧品販売をしていました。新卒で入社した会社だったので、今でも一番お世話になったと言える上司との出会いや、本当にたくさんのことを経験させていただきました。当時からお客様に「楽しかった」と言っていただけることが何よりも嬉しくて、大好きな化粧品に触れながら過ごす毎日でした。そして、次に飛び込んだのがARLUISというウエディングの舞台です。やっぱりお客様に「楽しかった」といっていただけることに喜びを感じていたのですが、当時よりも少し深みが増したと感じています。結婚式は人生の中でも特別な一日ですから、当日が最高に幸せで楽しいと感じていただけるのは当然だと思っていたので、リゾートウエディングプランナーとして担当できる当日に至るまでの過程も楽しかったと言っていただけることは、私が提供することの付加価値だと感じたんです。提供しているモノが変わっても、そこに携わる人や関わり方次第で、自分の介在価値を感じていただけることが深く理解できましたし、醍醐味でもあると感じています。

“めいっぱいの想像力で、言葉にできない思いを汲み取る”

お客様と向き合う仕事としてはたくさんの経験をしてきた自負がありましたが、ウエディングプランナーとして働き始めると、これまでとは異なる難しさや大変さを多く感じました。1回のお打合せも2時間を超えるので、例えるならば長距離走のように、常に頭を回転させ続けてお打合せを進めていく膨大なエネルギー量が必要です。でも掘り下げていくとお客様も一緒で、たくさんの決め事をしていかなければならないので、集中力が途切れる瞬間があると感じました。どうしたらもっとお客様に伝わるだろう。それを自分なりに研究し試行錯誤する中で気づいたことは、お客様の思いを想像するという基本を徹底することでした。結婚式に参列した経験はあっても、自分の結婚式となると多くの方が初めての経験です。だからこそ最初のうちはやりたいことを言葉にできない状態だと思ったんです。その思いに想像力を働かせて考えて、言語化することでひとつずつ思いをクリアにしていく。
実は入社してからなかなか実績がでずに自問自答することもたくさんありましたが、想像することを意識して徹底できるようになってからは次第にお客様のリアクションも良くなっていき、実績にも繋がるようになりました。

“心からお客様に喜んでいただくために、ARLUISらしく届けること”

商品企画と聞くと、今までになかった新しい商品を生み出すイメージが強いかもしれませんが、ゼロから企画する商品もあればマイナーチェンジする商品、あるいは全く変えない商品と多種多様にあります。ARLUISでは1年毎にすべての商品を検討し企画を行うのですが、とにかく時間軸と〆切が複雑な仕事です。例えば、ウエディングプランナーは商品カタログを使用しながらお客様とのお打合せを行いますが、新しい商品を掲載するとなれば、ウエディングプランナーにもしっかり落とし込みが必要になります。そうすると使い始める1ヶ月前には商品カタログが完成していなくてはならないですし、さらには校正期間を設けて…と考えると1年以上先のことを考えることも数多くあります。
商品づくりの際、“それって本当にお客様がしたいことなのかな”とチームでも常にキーワードになっています。プランナーとして日々お客様と向き合っていたときからですが、根底にあるお客様に喜んでいただくためにという気持ち。それがARLUISらしく届くように見た目の素敵さや、商品に込める思い、そしてクオリティに対するこだわりの強さがARLUISらしさだと思います。

“お客様にとっても、プランナーにとっても。関わる全員がワクワクする商品づくりを”

先日、新しいブーケの商品企画を担当したのですが、まずは様々な角度から分析を重ねました。チャペル毎やリリースしてからの年月毎、あるいは持ち込み比率といった定量的な分析を行うと、直近でリリースしたブーケほど受注率が高いことが分かったんです。また、実際に販売するプランナーへのヒアリングといった定性的な分析も行うと、リニューアルの頻度を高めて欲しいというニーズがあるという事実が見えてきました。でもそれを行うには、現地スタッフやブーケをご用意いただく取引先様の協力が欠かせませんし、現実的には難しい側面もあります。そこで季節の花々を取り入れた期間限定ブーケを企画しました。定番商品はありながらも、季節毎に変化が出ることでプランナーにとっても、お客様にとっても楽しんでいただける商品の一つになりました。いちプランナーとして勤務していたときよりも格段に視野が広がったと思います。
結婚式が特別な理由のひとつは、人だけでも、チャペルだけでも、商品だけでも結婚式ができないことだと感じています。たくさんの観点から検討を重ねていくことで、お客様にとっても、伝えるプランナーにとっても、実物を届ける現地にとっても。関わる全員がワクワクする商品をつくりたいと考えています。

“流れに身を任せつつ、やると決めたらトコトン突き進むこと”

商品企画に異動してから1年半くらいが経ちましたが、やっと一回りした感覚があります。プランナーとして勤務する中で、商品の素晴らしさやお客様のニーズは体感することができていましたが、それを企画に反映していくためには、分析力や取引先への交渉力、すべてを形にしていく企画力が必要です。これまでは手探りの中でも、とにかくひたむきに突き進んできました。
ウエディングは一組一組のお客様とのお付き合いも長く、商品企画としても非常にロングタームです。自分自身が開発に携わった商品はリリースされ、多くの受注をいただくことができましたが、まだ結婚式当日の出番を迎えていません。これからお客様の手元に届く姿を見ることが心から楽しみでワクワクしていますし、その日が自分のモチベーションに繋がると確信しています。
ARLUISで結婚式を挙げて良かった。商品企画だけでそれを叶えることはできませんが、そう言っていただくために絶対に欠かせないひとつのピースとして、これからもARLUISらしく届けていきたいです。

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