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【社員インタビュー】新卒から着実にキャリアアップを重ねる

新卒で入社し、現在副店長として活躍するアールイズ・ドレスの社員をご紹介します。

今では楽しい声がたえないお打合せができているものの、接客デビューはほろ苦い経験。
衣装合わせが一番楽しい時間で合って欲しいとお客様思いの姿勢を持ち続け、
自分らしく挑戦を続けるひたむきさが伝わってくるエピソードに溢れています。

入社4年目 H・A



“いつの間にか「ここしかない」と思うようになった”

元々人と関わることがとても好きだったので、営業や接客を中心に就職活動を進めていました。中でも“心に残る仕事”をしたいとずっと考えていたので、旅行業界やブライダル業界にエントリーしていました。学生の時に同級生同士の結婚式に参列したことがきっかけとなり志すことになりました。
その結婚式には同級生や学校の先生がたくさんいらっしゃり、司会もご友人の方が対応されていて手作り感あふれるレストランウエディングでした。親戚の結婚式にも参列した経験がありましたが、同級生の結婚式を通じて豪華なだけが結婚式ではなく、大好きな人々が集う瞬間が結婚式の場であり、本当に素敵なものなのだと気づいた大きな出来事でした。
また、家族で何度かハワイに訪れたこともあり旅行の楽しさを感じていたので、リゾートウエディングのARLUISを見つけたときにビビッときました。選考を通じて自分のことを知ろうとしてくれる方々ばかりで、ありのままの自分を引き出してもらうことができ自分が働く姿がイメージできたことも、入社の決め手となりました。いつの間にかここしかないと思うようになり、内定のご連絡をいただいた際に入社します!と即答していました。

“本当に私は必要とされているのか”

納得のいく就職活動ができ入社することを心待ちにしていた中で、新型コロナウィルスが発生…自分の力だけではどうしようもできない事態が降りかかってきました。入社式ができないという連絡が届き、研修はオンラインに変更、自宅待機…状況は刻々と変化していく中、ようやくサロンに挨拶に行くことができたのは入社から約3ヶ月が経った頃でした。
ウエディング業界自体が大きな打撃を受けていることも感じていて、当時は結婚式がどうなるかもわからない状況。なかなか社員の方々とも会えない中、入社した実感を感じることもできませんでした。今思っても本当に不安なことばかりで、本当に私は必要とされているのだろうかと悩んだ日々でした。
そんな日々を同期で支え合い、入社から半年が経つ頃に出社できる状況になったときには心から喜びを感じました。先輩方があたたかく迎え入れてくださり、トレーナーがしっかりとついて育ててくれる。たくさんの方々が支えてくださっていたことに気づき、必要とされていることが伝わってきたことで、とにかく期待に応えたいという一心で、まずは接客デビューに向けて邁進していました。

“衣装合わせが一番楽しい時間で合って欲しい”

接客デビューしたての頃の私は“無事に終わらせなければ”という気持ちでいっぱいいっぱいでした。接客の前は緊張で食事も喉を通らない程で、若く見られないように対応しなければ、あれこれ伝えなければ…と考えすぎてしまい、お客様と向き合うことができていませんでした。
どうしたらお客様に楽しんでいただくことができるだろうかと試行錯誤する中、ふつふつと自分の中に思いが湧いてきました。リゾートウエディングは事前に自分の目で会場を見たり、直接触れることができません。唯一、事前に直接触れて確認できるのが衣装合わせです。だからこそ衣装合わせの時間が打合せの中で一番楽しい時間であって欲しい。そのためにもっとお客様を知ろう、理解してお二人にとって良い衣装を提案しよう。そう思うようになれたことで、少しずつ変化が生まれていきました。
あるとき衣装合わせの後、他社のドレスショップも見学された上で戻ってきてくださったお客様がいらっしゃいました。「他のショップも見学したけどあまり楽しくなくて。だから一緒にドレスを選んで欲しい」と仰っていただけたことで、自信に繋がっていきました。

“もう一度衣装合わせの機会があったら、絶対にあなたにお願いしたい”

衣装合わせにとても温度感があったお客様の話です。新婦様はドレスが大好きであれこれと考えてお越しになられたのですが、新郎様はあまり興味がないご様子で、衣装合わせの最中に眠ってしまうことも。そんな新郎様の姿を見て、徐々に新婦様のご様子が変化していく姿を近くで拝見していたので、なんとかしなくてはという思いでいっぱいでした。
タキシード企画のプロジェクトメンバーだったので、新郎様に“こんな思いで作ったのでぜひ試着して欲しい”とアピールをしたり、“このタキシードはドレスとの相性がぴったりなので試着してみませんか”とアプローチしたり。あの手この手で行動しながら、お二人揃ってのコーディネートですから大好きな新婦様を思ってしっかり選びましょう、とお伝えさせていただきました。徐々に新郎様の温度感も上がっていき、最終的にはお色直しも合わせて2着のタキシードを選んでくださり、とても楽しく結ぶことができました。
挙式後いただいたアンケートでは、もう一度衣装合わせの機会があったら絶対にあなたにお願いしたいと書いてありました。自分がしたことは間違っていなかったと感じ、心の底から嬉しかったです。

“「お客様思い」が随所にあらわれるARLUISらしさ”

ARLUISを知れば知るほど、商品すべてに表面的ではない美しさがあると感じています。特にお衣装を扱う身として感じる点は、どうしても伝わりやすい見た目の美しさや派手さに着目されてしまいがちです。ARLUISはリゾートウエディングを知り尽くしているからこそ着心地の良さや、お召しいただくストレスのなさ、それでいて太陽の下で映えるデザイン性の高さ。ただ見た目がいいのではなく、商品にもお客様思いの姿勢があると実感しています。
また、他のドレスショップをご覧になった上でARLUISに決めていただけるお客様が多いこともARLUISらしさの一つと考えています。素敵な結婚式にしたいという思いや、楽しいお衣装選びの空間をつくろうと人一倍お客様思いのスタッフがいるからこそ、共感して戻ってきてくださるのだと思います。
思いの強さは一緒に働く仲間に対しても同じです。副店長として昇格した頃、変わらなきゃと力んで考えていたところに、「無理に変わることはない。まずは自分なりに出来る形でいいから」と上司がフォローしてくださいました。「お客様思い」が随所にあらわれるのがARLUISらしさだと思います。

“変わらない強さと、変化する楽しさを掴み続けること”

実は、初めて接客デビューしたお客様は新型コロナウィルスの影響でキャンセルとなってしまいました。その寂しさを知っているからこそ、無事に結婚式を結べること自体のありがたさを毎回感じていますし、この気持ちはいつまでも持ち続けていきたいです。
また、タキシード企画のプロジェクトメンバーとして“つくる側”の経験をさせていただき、実際に結婚式の場でお召しになられている写真を見て、一生に一度のタキシードを企画することの責任を感じました。これまで純粋に企画することに楽しみを感じていましたが、たくさんの思いを込めてつくったお衣装を全員が同じ温度感で伝えることができるよう、思いを紡いでいくことに今は充実感を得ています。
これまでもトレーナーとして初めて人を育てる経験をさせていただき、ドレススタイリストとは異なる経験と充実感を得る機会をいただきました。新しい気づきが自分の成長になり、変化する楽しさに繋がっています。今度は副店長として新しいサロンで挑戦させていただくので、チーム力を高める土台づくりをどのように仕掛けていくか。次の新しい変化を私なりに楽しんでいくつもりです。

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